私の医学部受験を支えて下さったすべての方々に感謝する。特に推薦入試に関しては長沼滋先生にお世話になった。試験では共通テストのほかに小論文と面接、更に事前に志望理由書が課される。初期に書いたものは内容が浅薄かつちぐはぐであったため先生に何度もあきられた。しかし先生は献身的に指導して下さった。まさにベテラン編集者と新人研修員のようだった。志望理由書は10回以上書き直した。私は必死に先生についていった。そしてだんだん芯のある文章が書けるようになった。だが非常に短期間の特訓であったため正直不安だった。しかし合格通知書受け取った時には真の実力が確実に身につけられていたことを実感した。